【本記事を読むべき人】
・『日本の投票率を上げるアイデアが思いつかない!』と悩んでいるあなた
・『周りに投票に行かない人がいて、なんだかなあ・・・』と感じているあなた
・『どうしたら、うまく集客できるんだ・・・』と頭を抱えるあなた
あなたは「三大 “下がると悲しいもの” 」を知っていますか?
一つに〈自社の株価〉。二つに〈坂本の打率〉。そして最後は・・・
そう!〈投票率〉です。令和元年の参議院選挙では投票率は48.8%という目を疑う数値になっています。日本の堕落した投票率を回復させ、健全な民主主義を取り戻すため、今回もWILLY NILLY編集長・仁大ばなしと教育系YouTuber・Shunが立ち上がりました。
二人が織りなすクリエイティブな対談と、そこから生まれる斬新な6つのアイデアをご堪能あれ。
(文=仁大ばなし)
① 人気YouTuberの力を借りよう!
今回の対談テーマは「投票率を上げる方法」です。
早速ですが、Shun君の一個目のアイデアを聞いていきましょう。
一個目は「人気YouTuberの力を借りる!」です。
YouTuberからYouTuber関連のアイデアが出ましたね・・・!
具体的にはどういったアイデアなんですか?
日本にはHIKAKINなど、『一つの都市かよ!』とツッコミたくなるほど大人数の登録者を抱えるYouTuberがいます。
そのHIKAKINは小池都知事との対談をコロナ禍において公開し、非常にバズっていました。
あ〜確かに、あの動画は反響すごかったですね。
そうなんです。
つまり、政治的な分野においても人気YouTuberの影響力は弱くならない、なんなら更に強くなるということは既に実証されているんです。
なるほど。
じゃあ、有名なYouTuberたちに「投票へ行こう!」という内容の動画を作ってもらうということですか?
そうだね。
ただ、一つ懸念があります。
HIKAKINの主な視聴者層は小中学生あたりだと思うのですが、「投票」ができるのは18歳からじゃないですか。こうした年齢層の齟齬については、どう捉えていますか?
確かにそうですね。
投票率が著しく低いのは10・20代ですから、その層に刺さるYouTuberを起用すべきでしょうね。
「はなおでんがん」や「東海オンエア」あたりでしょうか。
いいチョイスですね!
というか、Shun君も「投票へ行こう!」系の動画作ったらいいじゃないですか!ちょうど見ている年齢層も高校生から20代とおっしゃっていたので、ピッタリですよ!
言われてみれば、そうですね!笑
「選挙に行こうよ」をテーマに曲を作ってみようかな・・・
それは面白い笑笑
Shun君の音楽に限らず、それぞれのYouTuberが個性を出せる形で「投票」への啓蒙ができたら、より効果がありそうですね。
② 学校の授業に「投票」という科目を!
二つ目のアイデアはなんでしょう?
二つ目は「”投票”を一科目として設定し、学校単位で選挙に行くようにする!」という案です。
これはまた面白そうなアイデアが出ましたね。
現在の日本では、18歳から投票が可能です。
しかし、そこの年齢層は投票率は特に低いんです。ですから、高校などで「投票」を一つの科目として設置することで、学校の行事的な立ち位置で「みんなで選挙に行こう!」という空気感が作れたなら、抜本的な改善に繋がると考えています。
それは効果的そうですね。
確かに17歳で政治のことを真剣に考えている人は少ないのに、18になった途端、急に投票する権利が与えられても困っちゃいますよね。
政治的な視点は一朝一夕では、身につきませんからね。
「投票」を一つのゴールにした政治や公民の授業というのは、絶対的に必要ですね。
Shun君は、学校を作りたいと常々おっしゃっていますが、もし完成したら「投票・選挙」という授業を作るんですか?
国とのしがらみがないなら、やりたいですね。
Shun Schoolの完成を心待ちにしております。
③ アミューズメントパークに政治を持ち込め!
対談している中で、今パッと思いついたアイデアがあるんですが、言ってもいいですか?
全然ウェルカムですよ。
ディズニーやUSJのようなアミューズメントパークに「選挙ブース」を作る!
これどうですか!
世界観ぶち壊しじゃないですか!笑笑
テーマパーク内の一角に、ボタンを押したら、一人一人の政治家がモニターに出てくる機械を設置するんです。画面には30秒くらいの政策PR動画が流れるみたいな。
それを天下のディズニーでやるんですか・・・!
なんならアトラクションの一部に組み込んじゃうみたいな。
あ!待ち時間で並びながらだったら、政治家の動画も見ちゃうかもしれないですね。
ただ、ウォルト・ディズニーは絶対に許してくれないですね笑
USJならいいかもね。
確かにUSJは、ゴチャゴチャ自体が世界観になってますからね。
思想強めの遊園地っていうのも、面白いかも・・・?
まあ、政治的に傾いていないならいいでしょうね。
④ 大学や専門学校に「投票所」を置いてしまおう!
仁大さんはどんなアイデアを持ってきたんですか?
まずは、「大学などに投票所を置いちゃおう」っていうアイデアです。
ほほう・・・?
僕の考える「投票率低下の原因」は、投票所では投票しかできないからというものです。
つまり、投票所の機能を増やせば、自然と投票率も上がっていくと思うんです。
そこから生まれたのが、このアイデアということですね。
そうです。
この案は、投票所の機能を増やすというよりも、元々機能が備わっているところに投票所を置いちゃおうって感じです。
確かに「ついで」ができるようになるだけでも効果は大きそうですね。
そうなんです。
大学生は大学に行くと、授業を受け、友人に会い、サークルや部活に没頭します。これだけの機能があれば「めんどくさい!」という理由で投票しない学生は大幅に減少するでしょうね。
生活の一環に投票所が組み込まれていると、投票の敷居は確かに下がるかもしれないですね。
それでもダメだったら、投票した人には無料でアイスやジュースを配りたいと思います笑
若者は金欠ですからね。
⑤ ポケモンGOなどの「ARゲーム」を活用する!
次のアイデアは「ARゲーム」に関するものです。
想像もつかないですね・・・
ARゲームというのは、『ポケモンGO』や『ドラクエウォーク』のような拡張された現実 (Augmented Reality) で展開されるものを言います。
僕がやりたいのは、選挙期間中だけ、投票所に特別なスポットを置くっていうやつです。
ドラクエウォークだったら、限定アイテムを設置するとか。
導線をうまく作れたら、非常にいい施策になりそうな予感がします。
ただ、こうしたARゲームをプレイしている年齢層は、策を打たなくても自発的に選挙に行きそうな気はします。
そうなんですか・・・!
ただ、これも先ほどの「大学に投票所を設置する」という案みたく、投票所に機能を付与する系のアイデアですね。
ですね。
「ついで」を作るのが何よりも大事だと思っているので!
経営学的には、ターゲットを絞るのはとても大事なんですよね。なので、この面白いアイデアを、特に投票率の低い層に活用できたら強いですね。
⑥ 政治家の「ソシャゲ」を作ろう!
僕が持ってきた最後の案は「政治家が活躍するソシャゲ・アプリゲームを作ろう!」っていうやつです。
お、ゲーム関連のアイデアその2ですね。
そうなんです。
ただ、このアイデアの実現可能性は、ARゲームの比じゃないほど難しいでしょうね。
それがこの企画の醍醐味だと思いますよ!
じゃあ、自信を持ってプレゼンします笑
最近『ウマ娘』というソシャゲが大流行しています。これは競走馬を擬人化したキャラたちが活躍するゲームなんですが、そのファンたちに面白い現象が見られているんです。
それはなんですか?
この『ウマ娘』のファンたちは、バーチャルではなく、リアルの競馬にも目を向け出しているのです。
これはまさに、「何か」をモチーフにしたゲームがバズると、その元ネタにも新規ファンが流れるという仮説の現在進行形のエビデンスなんです。
それは再現性がありそうですね。
ただ、そのゲームは誰が作るんだという疑問は残りますが・・・
だ、誰かやるでしょ(適当)
でも、このゲームが本当にバズれば、政治に興味を持つ人々が増えるだけでなく、リアル世界でも投票に行こうと思う人が多く出てくるはずです。
ただ、大きな欠点もあるんです・・・
実現可能性以外にも超えるべきハードルがあったなんて・・・
『ウマ娘』の事例でいうと、ファンたちは擬人化キャラのビジュアルや言動に惹かれて、元ネタの競走馬も知りたいとおもうようになるんです。
ただ、政治家ソシャゲでこの流れをやられると非常に困るんです。なぜなら、議員を選ぶ際の基準は、その者の「ビジュアル」であってはならないからです。
確かに。重要視すべきなのは「政策」ですからね。
そうなんですよ。
でも、それを表に持ってくると今度はキャラクターに「レア度」がつけれなくなってしまうんですね。なぜなら、客観性が失われてしまいますからね。
政策の良し悪しは、投票する人が各々塾考しなければ意味ないですもんね。
レア度無くすと、収益を産むのが難しくなっちゃうんですがね・・・
そうですね。あとは、キャラの能力バロメーターとかも作れないですね。
サッカーゲームの『ウイニングイレブン』などは、サッカー選手のシュート決定率や身長など、数値で表せるものを使用して能力値を決めているでしょう。
ただ、政治に関しては明確に数字で表すことは困難ですからね。
あっ・・・!
一個解決案を思いついたかもしれません。
もういっそ、政策の内容を問うクイズゲームにしてしまって、政治家たちは敵役的な立ち位置にする!
これはどうでしょう?
アリかも。それならプレイヤーは俺たち自身だから装備関係でガチャとかも作れそうだし!
ですね!
アイデアはとても面白いので、ぜひ実現してほしいです。
まとめ:「投票」は塾考が必要だが、難しくはない
さて、ここまで日本の投票率を上げる方法を6つ紹介してきました。
かなりクリエイティブな議論でしたね。
どのアイデアにも共通しているのは、「投票」をより身近なものにしようという意志があることです。
確かに投票は、塾講が必要ですが、決して難しくはないのです。
これら6つのアイデアは、これまで投票に行ったことのない人が政治について考えるきっかけを与えることができるでしょう。
真なる民主主義が達成されることを祈ります。Shun君、本日はありがとうございました。
ありがとうございました!
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